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ADHDの投薬以外による治療法(環境変容法)

ADHDの投薬以外による治療法として、ADHDの子どもの周りの環境を変える方法があります。

環境変容法

環境変容法とは、ADHDの子どもの生活環境を変えることによって、その子どもの行動に影響を与えようとするものです。

たとえば、ADHDの子どもは、注意がすぐに他のものに移ってしまいます。ですから、学校で勉強するときには、視界に今勉強していること以外は入らないようにする工夫が必要です。決まりごと(授業中はおしゃべりをしない、など)を目につくところに貼っておくのも有効です。

席の位置も、なるべく教師の目の前が良いでしょう。自分に注意を向けてくれていることを感じられますし、余計なものも見えなくなります。

家では、使っていないものは片付けるようにしたり、棚は中身が見えないように扉をつけたり、布で覆ったりします。勉強するときは、おもちゃを目につくところに置いておかないなどの注意が必要です。

周囲からの刺激をなるべく少なくするように、環境を整えてあげることが「環境変容法」には有効なのです。ただし、外からの刺激が少なすぎても、多動が引き起こされるので注意が必要です。